「朗読の日」銀座博品館

2023年 「夏の葬列」山川方夫

教科書にも載ったことがある山川方夫の代表作です。肉体を傷つけるだけでなく、人の心に深い傷跡を残す戦争。人間の切ない心の動きを表現してみたいと思いました。

2023年 「徒然草」吉田兼好

加賀美幸子先生の講座生の一人として、初めて「徒然草」の第三十九段と第百十段を朗読しました。


2022年 『田辺聖子の今昔物語』より「初午の女」田辺聖子

生まれ故郷、京都の伏見稲荷を舞台にしたお話。ちょっと笑ってしまうようなお、ストーリー展開。会話は関西弁で朗読しました。


2019年 『ニューヨークのとけない魔法』より「地下鉄の『マイ・ウェイ』」岡田光世

岡田光世さんのベストセラーエッセイ「ニューヨークの魔法」シリーズより朗読。孤独な大都会なのに、心が触れ合い暖かい!そんなニューヨークらしいエッセイです。


2018年 「もものかんづめ」さくらももこ

3人でさくらももこさんのエッセイ「もものかんづめ」他から1作品ずつ朗読しました。私は「結婚することになった」を朗読。

クスっと笑ってしまうような、でも、心がキュンとするような素敵な作品です。


2017年 「ことばの心・言葉の力」加賀美幸子

NPO日本朗読文化協会の名誉会長でもある加賀美先生の著書を朗読。「ことばにのせて、心を届ける」というメッセージが忘れられません。 

 

写真 前尾津也子 2017年「朗読の日」

2016年 「森揺子短編集より」

私は「59West 44th,New York」という作品を朗読。

今は落ちぶれた、昔の女優が昔の相手役にバッタリ出逢う・・・ところからストーリーは始まります。

写真 前尾津也子 2016年「朗読の日」

2015年 「口紅のとき」角田光代

様々な年代ごとに語られる「口紅」の思い出。女性ならではの視点でストーリは展開されます。私が朗読したのは、未亡人になっての「口紅」の思い出。

80代の方が朗読された、老年になってからのお話は最高です!

写真 前尾津也子 2015年「朗読の日」

2014年 「足みじかおじさん」やなせたかし

やなせたかしさんならではのユーモアあふれる短編。ちょっと、クスッと笑えるような楽しいお話です。私が朗読したのは、足みじかおじさんが、キスマークを「虫さされ」に見せてしまうお話。

やなせたかしさんの大人のメルヘンです。

写真 前尾津也子 2014年「朗読の日」